「ただいま!ごめんなさい遅くなっちゃって…」

「カイト!!もう!大丈夫だった?だから傘持って行きなさいっていったでしょ!?…って傘持ってるじゃない。」


「ああ、これ駅でおじいさんがくれだんだ。早く帰らないと心配かけちゃうよって…あれ?…どうしておじいさん知ってるんだろ…」


「まあ…そうだったの。優しい人で良かったわねぇ。お風呂沸かしてあるから早く入ってらっしゃい。」


「…うん」

おじいさんのことも気になったが、あったかいお風呂が僕を待っているので忘れる事にした。