「バスケ部の写真を撮りたいの!」 「へえ〜そうなんだ〜可愛い〜!!」 …?! なんでスルーするのっ?! 通してくれないの?! 予想外のことに、あたしがわたわたしていると、真知がぐっとあたしの手を引っ張ってその輪の中から出してくれた。 「真知っ?!」 「早く入るよバカ」 「はーいっ!」 あたしは真知に手を引かれ、そのまま体育館に入った。