俺の耳は小さな声でも、あの人の声だったら聞き逃さない。 …てか、もうたどり着いてるぞ…?あの人の方向音痴やべぇよな…。 しょうながねーから迎え行ってやろ…♪ 俺は上機嫌で席を立つと、廊下に出た。 「…へっ?!俺っすか?!…え、えと……っ」 「ん?大丈夫?顔赤い…」 先輩は、俺の目線の先でそいつの頭をポンポンとなでた。