…様…朔弥様… あいつの赤くなった顔が浮かぶ。 だがそれはすぐに消えて、視界は暗くなる。 見たい。暗闇の中で、俺は不安になる。 「朔弥様…朝ですよ」 お前の顔を、紅く染めたい。 俺は声のする方に手を伸ばし、触れたものを無理矢理引っ張る。 案の定、それは腕だったらしく、あっという間に相手をベッドに引きずり込んだ。 だが、少しして違和感に気づき、目を開ける。