昼食を食べ終わり、厨房を出る間際に悠人さんに呼び止められた。 「ひなちゃん、朔弥様となんかあった?」 「違うんです!」 思わず大きな声を出してしまい、ハッとなる。 「…あの、本当に違くて。わたしが勝手に…」 悠人さんの心配そうな顔が目に映る。 …みんなに心配かけて、本当にバカだ。 「ごめんなさい、大丈夫です!あの、なんか、お給料日だと思ったら緊張しちゃって!」 私は笑顔でそういい、「仕事に戻りますね」と言ってから、廊下に出た。 集中しなきゃ。余計なこと考えてる場合じゃない。