あの後、パーティー会場はかなりの混乱に包まれた。


それでも覚悟してたことだから、後悔なんて1つもない。


日向子の顔を見たら、もう限界だった。


ここでこいつを手放したらきっとだめになる。なぜか、強くそう思ったんだ。


そして、それは多分間違えてなかった。