恐る恐る根本さんをみると冷たい眼光に射抜かれる。 「…まあ、努力は認めます。」 ……ん?……ん!? 「ね、もとさん…!今!今なんて!」 「まあ神宮寺家のメイドとしてはまだまだですが。」 …ですよね。 私はがっくりとうなだれた。 「ひな」 優しい、お父さんの声に顔を上げる。 「ここで仕事ができて、よかったな」 そう言って笑ったお父さんの顔はとても幸せそうで。 私はなんだか、泣きそうになった。