「ていうかお前の親父さん、ここに呼べば?」


金曜の夜、いつも通り私は朔弥の肩を揉まされながら、明日お父さんに会いに行く話をしていた。


そんなとき、突然の朔弥の提案。


そんなわけで、私はお父さんに電話をかけた。


「それは、迷惑がかかったりとかは…」


「うーん、まあでも朔弥様がいいって言ってるし、大丈夫だと思う!」


「それなら…お言葉に甘えようかな」


明日、お父さんが初めて神宮寺邸に来ます!