「やっやめてくださいよ!ちがいますよー」 私は慌ててそうつくろう。 「そう?ならいいけど。…やめたほうがいいわよ、朔弥様は」 「え…?」 「99%両思いなんて無理だと思うけど。でももし付き合えたとしても、絶対幸せになれない。」 カナさんの顔はいつになく真剣で。 「…橘も、そろそろ諦めたら?」 「…私は、そこまで望んでません」 ごちそうさまでした、と言って橘さんが席を立つ。 「私は、近くに居られるだけでいいんです」 あ…橘さんの目。 恋、してる目だ。 …本気で、朔弥のことが好きなんだ。