ビクビクしながら、古田というヤンキーについて行くと、屋上にたどり着いた。 なるほど、僕はここから落とされ、自殺に見せかけて殺されるらしい。 「お前、この絵なんだけどよお……。」 「す、すんませーん!!」 僕は膝を強打する勢いで地面に土下座をした。 「どうか命だけは勘弁してください! ホント、すんませーん!!」 「はあ? 何言ってんだ、お前。」 古田は、土下座する僕の前に封筒を投げた。 「これは?」 「金だ。中に5万入ってる。」 ご、5万?