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千暁へ


これが、千暁の元にある…ということは私はもう貴方の傍にはいないんですね。

千暁と会って、私は本当に幸せな毎日を過ごすことが出来ました。
生まれてから、ずっと小さな世界で生きてきた私にとって千暁は、キラキラしていてカッコよくて…大きな光でした。


貴方の傍にいたい。
貴方の見てる景色を、一緒に隣で見たい。


何度もそう思いました。


そう思いながら、千暁を目で追ってるうちに…いつしか恋に落ちていました。
言われるまで気がつかなかったんだけどね。

まさか、私が恋に落ちるなんて…正直、想像も出来なかったよ。

こんな身体の私を愛してくれる人なんて、いないって思ってたから。

千暁を好きになって、お付き合いして…まるで、夢みたいな気分だったの。