「ーーそれでね、芹沢先生が…!」


「まぁ…!
そうだったの…!」



家に帰ってきても、ママに話したいことが沢山あった私は、お昼を食べて、3時のお茶の時間に色々話を続けた。



「懐かしいわぁ…。
ママもね、高校生の時……」


「えー!」



ママと2人で紅茶を片手に、色々な話をした。


聞いたことのなかったママの高校生の時の話。


ママの初恋は、日本史担当の先生だったことだったり。


学校でその先生と話せることが幸せで、日本史の成績が良くしてたけど、世界史の先生が嫌いだったから全然勉強しなかったり。


初めて聞く話をいっぱいしてくれた。