それから家に帰って
何事もなかったように
寝ようとしたけど
どうしても
君の姿が頭から離れなくて
眠れない。
ふと、思いたって
窓を開けると
優しい風が
私の横を通りすぎて
空には
星がキラキラ瞬いていた。

「あー、、名前聞けば良かった。」

好きって気づいた後で
後悔したって
もう会えるか分からない。
名前も知らないし
何処に住んでるかも
年だって
君の事は何も知らない。
ただ、
君には心から愛する人がいることと
君には何か事情があること
そして、
君が優しい人だって事は分かる。
優しすぎて
自分の事より相手を優先しちゃう人って事は。
君と1回話しただけで
悲しいくらいに分かったよ。