『『お疲れ様でした!』』

『お疲れ様です、では次の方が待ってるので早く戻りますか』

『『はいっ』』

帰ろうと靴を履いていると、扉が開いて高校生ぐらいの男の子が入ってきた。

『ぁ、こんばんは!』

笑顔が印象的なその人に圧巻されつつも

『こ、こんばんは……!!』

にっこりして返した。

帰りの車、私はその人の事が忘れられなくなった。

また、何処かで会えるとよく分からない自信が満ち溢れた。