【私の自殺2】
私「みんな誰?私なんでこんなところに。。。」
私の前を通り過ぎる人々。私に見向きもしない。ここはどこだろう。
私「あのー。ここどこですか?」
返事がない。他の人に聞くか。。。
私「すみません。ここどこか知りませんか?」
また反応すらされない。なんで。
私「誰か!返事してよ!」
誰も見向きすらしない。
なんでよ。私は家を探して歩いてみることにした。
私「見覚えのある道に出るまで歩いてみれば良いのよ。」
勘を頼りに5分ほど歩くと、見覚えのある道に出た
私「ここ見たことある!ここをこっちに行けば、私の家だ!」
私は安心して走り出した
私「ママ!ママ!」
息を切らしながら走る。
家の扉に手をかけた
私「家だ!やっと着いた!!!」
私は安心して、扉をすぐに開けた
私「ママ!誰も私に反応してくれないの!無視され__」
ママは暗い顔をしながら物静かに姉と話をしていた。
ママ「なんで…」
姉「…」
何時も動揺しない姉がとても落ち込んでいる。
私は思い出した。
私「耐えきれなくて。耐えきれなくて。死んじゃ_たんだ__」
私は無言で家を出て歩き出した
ただただ歩き続ける。
そこである場所に着く。
私「なにこれ……幽霊が幽霊を食べてる…?私も食べられる!逃げなきゃ…!」
逃げようとしたが幽霊は追いかけてこない。食べようとする様子すらない……?なんで…??
??「まだ死んでないからだよ
まだ死んでないから食べられないんだ」
私「え…?」
私は不思議とその人が誰なのか気にならなかった。
??「君は確かに自殺したが
死ななかったんだ」
私「どういうこと?誰も私が見えないのよ…?なのになんで生きてるなんて言えるの…自殺したってことは死んだってことじゃないの…?!」
私は混乱して少し怒り気味に聞き返した
??「君は自殺に失敗した
すぐに戻れば生き返れる」
私「!!!」
その途端その人は姿を消した。
私は驚いたが。何故かその人のことをよく知っているような気がした。

私「急がなきゃ!え?!」
突然目の前が暗くなってきた
____
ここは…ベッド…?
気づくと私はベッドにいた。。。
私「__」
ベッドが 心から流れる血で染まって行く。
私「私…もう自殺なんてしない_!
ごめんなさい。ごめんなさい_!」
私は顔を歪めながら泣いた。泣き続けた。
自殺したいくらい辛い思い出と。
傷つけた人々の顔…誰も自分を見てくれない。いろんな感情が混ざっていく。。。
その中で私は家族の。みんなの大切さを知った。

しばらく泣き続け落ち着いた…
私「……」
しばらく泣き続けると…急に眠気が。。。白く幸せな世界に包まれて行く。。。
みんな。おやすみなさい…大好きだよ