初恋は思い通りに行かない。

学校まで行く道のり結愛はたくさん話をしていた。
大人しそうなのに意外とお喋りなんだよねこいつ。
まぁ、楽しそうにしてる結愛見るの好きだからいいんだけどさ。


学校に着くと新入生で溢れかえっていた。
ハァ...結愛とはぐれないようにしないと。
すぐ迷っちゃうし、男共がやばいからね。
「おーい、おふたりさん!」
「入学式から早々一緒に登校ですかぁ?」
朝から変な奴らに捕まってしまった...。
向野 奏翔・日比野 莉乃は俺と結愛の親友だったりする。
てか、そっちも2人じゃない?
「おはよ!莉乃ちゃん・奏翔くん」
「はよ」
ツンツン
「奏翔、なんだよ!」コソッ
「高校で絶対落とすんだろ?俺もだけどさ」
こいつもまた、恋をしている。
そう結愛の親友・莉乃に。
2人とも仲いいから付き合えたら楽しんだけど...。
って何考えてんだ俺!
「何照れてんだよー」
「うざい!黙ってろ」
俺達がじゃれていると少し離れた所で結愛がこっちを見た気がした。
気のせいかと思っていると、やっぱしこっちを見て微笑んでいる。
やっぱ、俺のものしたい。