片恋電車~君の隣は特等席~



「――…ねぇ」

「……んっ」


聞き覚えのない声と甘いかおりに、あたしは目を開けた。



……えっ、うそ!?

あたしは目を丸くした。


隣には、すっごくカッコイイ男子。

サラサラの黒髪に優しそうな雰囲気。


「ごっ、ごめんなさいっ」

てか、あたし寄りかかって寝てた……!?


人生で1番と言っていいほど恥ずかしくて、あたしはその男子から目をそらす。