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教室内に戻って来ると、大和が行っていた通り映像が流れていた。


自分の席に座り、それを見る。


画面上にうつっていたのは星夜と和の姿だった。


画面上の2人は私服姿で、どちらかの家にいるようだった。


2人の前には大型モニターのパソコンがある。


映像がズームアップされ、モニターの様子が鮮明に映し出された。


それを見た瞬間、教室内に小さく悲鳴が聞こえて来た。


そこに映っていたのは、女子生徒たちの顔写真と全裸の女性の写真を加工編集したものだったのだ。


「現役女子高生たちの全裸写真なんて、高く売れるぞ」


画面上の星夜がそう言って笑う。


「だよなぁ。どうせなら制服姿の方が高く売れるかもしれないけどなぁ」


和はそう相槌を打っている。


「それなら、加工写真と制服の写真をセットにして売ればいいんだ」


「なるほどな。それなら現役の女子高生だって、誰もが信じるよな」