裕司はとまどい、彩から視線を外す。


「あんな子供っぽいのが好き?」


彩が裕司へすり寄って行く。


裕司は困ったように表情を歪ませて彩から視線をそらす。


彩はニコリとほほ笑み、裕司の唇に強引に自分の唇を押し当てると、教室を出て行ったのだった。


そこで映像は終わっていた。