「はい、ここが集合場所」 「あ……」 私が男の子の方を見ると、にっこりと微笑んでいる。 「あの……ありがとうございますっ」 「いえいえ。ところで、君の名前は?」 「花園 菜摘です……」 「花園さん……じゃあまた」 男の子はそう言ってどこかに行ってしまった。 あ……私、名前聞いてない。 「菜摘ぃ……!」 「か、花音!?」 男の子のうしろ姿を見つめている時に、花音が私を見つけてやってきた。