「んっん・・・・・」
重たい目をパチパチとさせながらゆっくり光に慣らしていく。
慣れたあたりで周りを見回すと、隣で寝ていたはずの煌がいなくなっていることに気づいた。
「こ、う・・・・・?」
無意識に名前を呼んで姿を探していた。
どこ行ったんだろう。
煌の姿がないだけでこんなにも不安になるんだ。
やっぱり仕事が忙しいのかな。
だとしたらやっぱり毎週来ることは迷惑だよね。
ダメダメ。関係ないって言ってた煌を信じなきゃ。
でもただ気を遣ってくれてるだけならこっちからセーブしなきゃダメだよね。
「・・・・・・・・」
よし、今煌が何してるのかだけ確認してから決めよう。
これで仕事してたらもう一度話をしよう。
決意して静かにベッドから降りた。

