入った居酒屋は個室タイプの部屋が多いところで、私たちも個室へ案内された。
2人きりの空間。
…緊張してきた。
「なんか適当に頼んで」
慣れた感じでメニューをくれた航。
なんかこう、自然にレディーファーストができるってすごいよね。
「航はなに食べたい?」
「結が食べたいもの」
「もう……」
即答でそんなこと言われたらなんか照れるじゃん!!
「勝手に決めちゃうからね!?」
「どうぞ」
ここはタッチパネルで注文するスタイルだからピッピして食べ物を選んだ。
「飲み物は?」
「生で」
「私も生にしよう」
注文完了。
「航、今日どうしたの?なんか疲れてる?」
タッチパネルを元の場所に戻して問いかける。
「んー?そう見える?」
ちょっと困った顔で笑うから、やっぱりなんかあったんだろうな。
「鋭い結ちゃんにはこれを見せてあげよう」
ゴソゴソとかばんを漁り出した航。
なんだろう。
「じゃーん。笑っちゃうよね」
「え?なにそれ?いつから?え?」
航がかばんから出したのはやたらツルピカな名札。
左上に『リーダー』と書かれている。
「え?え?安井さんは?え?」
見れば見るほど疑問が浮かぶ。
「國分さん、…いなくなるかも」
「え?」
「なんかねー。俺が胃腸炎になった時の処分が無期限の謹慎なんだって。今頃処分だよ、おかしくない?代わりにリーダーやれみたいなこと言われてさ。安井さんと一緒にね」
え?
え?
「え?」
「やっぱ違うよね」
え?いや、なにも違くないでしょ。
「航は國分さんに残っててほしいの?」
「んー。残っててほしいっていうか。あれでも上司じゃん?俺のせいで処分されるのに俺がリーダーって…ねぇ」
「お!ひ!と!よ!し!…あっ」
声に出ちゃった!!まいっか。
「いいんだよ!リーダーで!優しすぎるよ!」
「え〜…」
「私は応援するよ!!國分さんなんか忘れちゃっていいの!」
私結構酷いこと言ってるかもだけど、嫌いだもん。國分さんのこと。
「…そう?」
「そう!航はリーダー頑張ればいいの!すごいスピード出世だよ!こんなチャンスないよ!!」
2人きりの空間。
…緊張してきた。
「なんか適当に頼んで」
慣れた感じでメニューをくれた航。
なんかこう、自然にレディーファーストができるってすごいよね。
「航はなに食べたい?」
「結が食べたいもの」
「もう……」
即答でそんなこと言われたらなんか照れるじゃん!!
「勝手に決めちゃうからね!?」
「どうぞ」
ここはタッチパネルで注文するスタイルだからピッピして食べ物を選んだ。
「飲み物は?」
「生で」
「私も生にしよう」
注文完了。
「航、今日どうしたの?なんか疲れてる?」
タッチパネルを元の場所に戻して問いかける。
「んー?そう見える?」
ちょっと困った顔で笑うから、やっぱりなんかあったんだろうな。
「鋭い結ちゃんにはこれを見せてあげよう」
ゴソゴソとかばんを漁り出した航。
なんだろう。
「じゃーん。笑っちゃうよね」
「え?なにそれ?いつから?え?」
航がかばんから出したのはやたらツルピカな名札。
左上に『リーダー』と書かれている。
「え?え?安井さんは?え?」
見れば見るほど疑問が浮かぶ。
「國分さん、…いなくなるかも」
「え?」
「なんかねー。俺が胃腸炎になった時の処分が無期限の謹慎なんだって。今頃処分だよ、おかしくない?代わりにリーダーやれみたいなこと言われてさ。安井さんと一緒にね」
え?
え?
「え?」
「やっぱ違うよね」
え?いや、なにも違くないでしょ。
「航は國分さんに残っててほしいの?」
「んー。残っててほしいっていうか。あれでも上司じゃん?俺のせいで処分されるのに俺がリーダーって…ねぇ」
「お!ひ!と!よ!し!…あっ」
声に出ちゃった!!まいっか。
「いいんだよ!リーダーで!優しすぎるよ!」
「え〜…」
「私は応援するよ!!國分さんなんか忘れちゃっていいの!」
私結構酷いこと言ってるかもだけど、嫌いだもん。國分さんのこと。
「…そう?」
「そう!航はリーダー頑張ればいいの!すごいスピード出世だよ!こんなチャンスないよ!!」


