君がいなくなってから2年もたった。
もう20歳だよ。
君と一緒に出るはずだった高校の卒業式。
君とボクが初めて学校というものを知ることのできた高校。

君がボクの隣にいないから、ボクを笑わせてくれる人はいない。
ボクを愛してくれる人がいない。
ボクがこの世界でなによりも大切で必要で、愛している君がいない。

君のいない世界はなにもなくてただ黒く静かな所で
君のいないこの世界でボクは生きれる気がしない。


……。
君とボクの物語を最初から読みなおそう。