「ねぇ!凜、クラスどうだった?
私達同じクラスになれた?」


「待って。百合(ゆり)。」

身長の低い百合は掲示板が見えず、背の高めな私が見ている。


そして、さっきも言った通り同じクラスなのは今年も例外ではなかった。


「同じだよ。今年もよろしく。」

そう言い、百合を見る。

「やった!よろしく!」


嬉しそうな百合。