「梨々花、モデルやってんの?」
「うん!言ってなかったっけ?まぁ、たまたまスカウトされて読者モデルやってんだ!夏休みと、冬休み、春休み限定で!」
「すごいね…。」
そうやって話している間に、寝入ってしまった。

「朝だから起きなさーい!」
「うーん!よく寝た!えっ」
時音が横を見ると、梨々花が爆睡していた。
「あー昨日そのまんま寝たんだね。梨々花!早く起きて!宿題教えてあげないよ!」
「分かった起きるから!」

美花に掛かれば瞬殺だ。

そう時音は思った。
さっさと着替えて、下に降りご飯を食べ終えると彩さんが声をかけてきた。
「今日は買い物の日だったよね?」

そう言えば今日は買い物の約束をしてたんだった!