「はい。」                    
「じゃあお大事に。」               
先生はそう言って出て行った。私は、言葉を選びながら丁寧に教えてくれた先生に感謝しないといけない。でも、はっきりとした原因が分からなくてがっかりという気持ちが大きいのも事実だった。