でもいいじゃん? 自分の好きな時間を過ごせるんだから。 まずは大量の宿題を終わらせてから、私の夏休みを満喫していこう。 そう意思表明をした私は、足を止めた。 「さいあく。忘れ物しちゃった……」 そう小さく呟いた私は元来た道を戻って、校門を抜けて、教室の前で足を止めた。 なぜか、大きく胸が高鳴ってる。 やや早歩きでここに来たせいでもあるかもしれないけど。 1番高鳴らせているのは……。 「あはははっ、なにそれー」 楽しそうに笑う君の声にだ。