lost memory










「ゆあー、次美術やでー」


「…はーい」







真美の栗色の髪がふわんっと揺れる。

そんな真美が覗き込んだ私は撃沈中。




もしかして今日から特別授業?

めっちゃ嫌やー…。







「ほらほら行くよ!」


「ぬぅーん…」








結果強引に引っ張られ引きずられ。

周りの視線がまたまた気になるけど、もうどうでもいいよ。







「真美ー」


「んー?」


「放課後時間ある?」


「?あるよー」







特別授業はもう乗り切ろう。

決まったことは仕方ないし。








「あのさー」








そんなことよりも私は、









「ちょっと色々聞かせて」








真美に聞きたいことがありすぎる。








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