こんな世界壊れてしまえばいい 二話目

『………はぁわかったよ聞くだけ聞いてやる』

「んとね、王になってほs『いや』なんで」

『今の王女じゃダメなのかよ。それなんで俺が王にならないといけないんだよ。
 他にもいるだろ』

「今の王女のせいでこの国はボロボロ。それはあんたが一番わかってるでしょ。それに
 あんたほど真面目で責任感強い人は私の知り合いにいないから」

『確かにこの国のことは俺が一番わかってるかもしれねぇけど、俺の仕事はこれだから
 王になるのは無理だ。変わりも居ねぇしな』

「変わり居ないなら王の仕事と一緒にすればいいじゃん」

『は?』

「え?」

『この仕事がどれだけ大変か知ってんの?二つ一緒にできるほど暇じゃねぇんだよ』