あれからしばらく何事もなく
変わらない日常が過ぎていった。


朝早く起きて
冬馬と自分のお弁当を作って
冬馬を送り出し
仕事の日は少しして家を出て職場へ向かい
仕事が終われば
夕食の買い物をして
帰宅したら夕食作り。
冬馬が帰ってきて夕食にして
一緒にお風呂に入って
一緒に同じベッドで寝る。


そんな普通の日。
変わったことなんてもうない。


だけど、それはまたやってきた。


私の落ち着かない気持ちが
ヒョッコリ出てきていた。


それは、彼からのあるラインからだった。