先ず手始めに 煌君と沢山話す事から始めたい。


「ねぇ、煌君デートしたいな///」


「あのさ 俺もしかして口説かれてる?」

「///そんなんじゃない。沢山話すには、出掛けるのが一番かなって思ったの。」

「何だ…てっきり///」


てっきり何の?


「じゃあさ、今日はもう遅いから 明日会社終わりに ディナーデートしようよ。俺久しぶりに気合い入りそう…。」


と何だか楽しそうな煌君に笑ってしまう。


「私もデートって殆どした事がないから、楽しみだよ。」


「優那はヤバい///大人の男を斜め上から急に煽るとか…。これは彼氏も大変だな…。」


私は普通に会話してるだけで、何も特物な事はしていない。なのに、何故大変?


「それって?」


「こらっ。むやみやたらと上目遣いは禁止。計算的じゃない行動は特に 男には危険だからね…。

って言っても 男慣れしてない優那には全てに於いて未知で無理か…。

優那は予想不可能な厄介な小悪魔ちゃんだな…お手上げだ。」


と 困り果てた煌君に???が一杯の私。


「ハハ…もう優那は深く考えるな。相手が好きなら、素直に態度に表せば問題ない。わかった?」

と 私にでもわかる言葉で話してくれる煌君は、やっぱり素敵男子。


「うん、そうする///」


と ニコッと笑えば…


「その笑顔も普通なら墜ちる。困ったやつ///優那、明日会社まで迎えに行くから、六時になったら 降りて来てね。じゃあな…」

スマートに私の独り暮らしのマンションまで 車で送ってくれ 明日の約束と連絡先を交換して別れた。