こんなの心臓もちません!

少しだけ高鳴る胸を押さえて、

店内をゆっくり回って行く。

「……なんか全部がキラッキラしてんな」

「そこが可愛いんだよ」

わかってないなあ、もう。

「ふーん……」

興味なさそうに、

それでも私を急かしたりせずに

歩調も合わせてくれてるのがわかる。

……ちょっと、思い違いしてた。

そんな風に思いながら、いろんなものを物色していると、

ふと猫のマグカップに目がいった。

「へえ、可愛い……」