翌朝、 思ったよりも早く目が覚めた。 「んん。 眠いぜ。もうちょっと……。」 そう思い、寝返りをしようとした時……。 ………なんか暑い。 今はまだ四月だから、毛布がないと寒いくらいなのに……。 そしてなんだろう。この感触と感覚。 ベッドがいつもより狭い気がするし、 寝返りをしたらなんか肌のようなものに触れた。 ………なんだなんだ? 重いまぶたを開けて、その正体を確認する。 「!?!?!?!?!?!?!?!?」 声にならない悲鳴をあげ、口を開けたままあたしはあんぐり。