「ふふっ! 初めまして、海音ちゃん。 私は皇 佳子 (すめらぎ かこ)と言います。 よろしくね!」 おお。 何でよろしくするのか分かんないけど、 こちらも随分と輝いていらっしゃる。 女神と思うほどに。 そして、佳子さんに手を差し出されたので、 握手かな?と思い、なにがなんだか分かんないけど一応握手をした。 そして隣にいらっしゃる男子に視線を移す。 どっかで見たことがあるこの顔。 いや、見たことあるどころじゃない。 この顔は……。