こんな近距離でそんな事を言われたら凄い迫力だ。
切ない眼差しにささやくような声。
思わずうっとりしそうになる。
「恵...どうなんだ」
今まで名字で呼んでいたのに、急に名前で呼ばれて胸が高鳴ってしまう。
いつもは堂々とした態度や言い方をするのに、今は不安げな表情で私を見つめる。
答えを求めている副社長に返事を返さなければいけない。
「好きか嫌いか聞かれたら、好きです」
そう言うと副社長の表情が強張った。
あっ、いけない。勘違いさせちゃった。
今のは向井室長のことを好きだと告白しちゃったみたいな感じだったよね。
とりあえず訂正しないと。
「あの...好きか嫌いかなら好きです。でもその好きは上司として尊敬しているの意味の好きです」
その言葉に副社長はあからさまにホッとした表情になった。
そして間をおいてから「じゃあ...」とゆっくり前置きをしながら私の手を握った。
「私の事はどうなんだ?」
真っ直ぐ私の瞳を見て問う。
「えっ...副社長ですか?」
「ああ、そうだ。私の事は好きか?それとも嫌いか?」
また直球の質問に戸惑ってしまう。
万が一でも本人目の前にして『嫌い』と言えますか?
まあ、今の私は副社長に対してそんな感情はないけれど。
そう、嫌いだなんて感情はこれっぽっちもないよ。
最初は副社長の威圧感に怖いって思ってしまったし、向井室長の勝ちにしちゃったけれど....。
副社長のいい所も沢山見たし感じてきたから、副社長への気持ちは変わってきたんだよ。
ちょっと思い込みも独占欲も強いけど....ううん、おもいっきり強いけど。
やっぱり素直に前者の答えを伝えることにする。
切ない眼差しにささやくような声。
思わずうっとりしそうになる。
「恵...どうなんだ」
今まで名字で呼んでいたのに、急に名前で呼ばれて胸が高鳴ってしまう。
いつもは堂々とした態度や言い方をするのに、今は不安げな表情で私を見つめる。
答えを求めている副社長に返事を返さなければいけない。
「好きか嫌いか聞かれたら、好きです」
そう言うと副社長の表情が強張った。
あっ、いけない。勘違いさせちゃった。
今のは向井室長のことを好きだと告白しちゃったみたいな感じだったよね。
とりあえず訂正しないと。
「あの...好きか嫌いかなら好きです。でもその好きは上司として尊敬しているの意味の好きです」
その言葉に副社長はあからさまにホッとした表情になった。
そして間をおいてから「じゃあ...」とゆっくり前置きをしながら私の手を握った。
「私の事はどうなんだ?」
真っ直ぐ私の瞳を見て問う。
「えっ...副社長ですか?」
「ああ、そうだ。私の事は好きか?それとも嫌いか?」
また直球の質問に戸惑ってしまう。
万が一でも本人目の前にして『嫌い』と言えますか?
まあ、今の私は副社長に対してそんな感情はないけれど。
そう、嫌いだなんて感情はこれっぽっちもないよ。
最初は副社長の威圧感に怖いって思ってしまったし、向井室長の勝ちにしちゃったけれど....。
副社長のいい所も沢山見たし感じてきたから、副社長への気持ちは変わってきたんだよ。
ちょっと思い込みも独占欲も強いけど....ううん、おもいっきり強いけど。
やっぱり素直に前者の答えを伝えることにする。



