「良いですよ。」

私は別に反対する理由もなかったので、助けてもらったし、唯一小学校以来はじめて普通に話せた男の子というのもあってその場でSNSトークアプリを交換した。


そして、公園を出て電車に再び一緒に乗った。


最寄りの駅に着いたのでじゃあねって手を振ると笑顔で手を振り返してくれた。


本当に人がいいんだろうな。



家に帰ってお風呂、夕食を済まして携帯を見たら「快斗」
と漢字で書かれた名前の人からメッセージが来ていた。