公共の場で
オープンに発散させてたのは
アナタがたではないのだろうか。


被害者はアタシだぞ。
しかも邪魔だし。



「申し訳ないんですけど
そこ退いてもらえます?」



謝罪してみるも
一向に退く気配を見せない。


それどころか…



「は?何?
 邪魔って言いたいワケ?」


「ちょっと選ばれたからって
調子乗ってんじゃない?」


「邪魔なのはアンタの方なのにね」



クスクスと笑いながら通路を占拠。
完全に通す気なんてないのだ。


手強い。