「今年の2位は 去年同様に大人気だった… 2年生の“草摩ゼン”さんでーす!!」 『わぁー!!』とまた 盛大な歓声が上がり 女子の悲鳴に近い黄色い声も響き渡った。 しかし… 「では!草摩ゼンさんは前に!」 もちろん本人が現れる事もなく… 「彼もいないんだねぇ… 2人で消えたか…」 コウヤは確信していた。 今もまだ2人が一緒にいると。 ミヤビは俯き 唇を噛みしめた。 2位とも圧倒的な差で 美男美女の1位だったのは コウヤとミヤビ。 けれど本人達から 笑顔はなかった――