「大丈夫か? やっぱり具合悪い?」 よっぽど普段と様子が違うのか 会長さんはずっと心配そうな表情で アタシを気に掛けてくれている。 「…大丈夫。 ちょっと考え事をしていただけ…」 『なんでもない』って言ってるはずなのに “考え事”と言ってる時点で なんでもないはずがないのだけど。 「あんまり無理しないようにな? 風邪も辛そうだし」 そう言いながら会長さんは アタシの頭を優しく撫でてくれる。 その優しさに 更に言いづらくなる…