「顔が見たかったからね。 一緒に帰れないから今しかないじゃん? 毎日、毎時間 ずーっと会いたいし」 「なッ…」 こっちが恥ずかしくなるようなセリフ よくサラッと言えるな、この男は。 でもまぁ… 気持ちを素直に言葉にして 好きでいてくれている証拠なんだろうけど。 それがこの男の いいところなんだろうな。 …と 乙女モードに浸っていると――― 「邪魔」 突然、会長さんの後ろから 聞き覚えのある声がし アタシ達は声の主に視線を移すと そこに立っていたのは 不機嫌そうなゼン。