…好きか?


「大勢の人がいるんですよ?
 アタシが叫んだら
すぐに捕まりますよ」



さすがにそれは避けたいっしょ。
そう思って鎌をかけてみた。


けれど、逆効果だった。



「じゃぁ、その大勢の人に見せてあげる?
 キミの友達の裸を」



アタシの目の前にいた男の合図で
平岡さんを掴んでいた男が
彼女の水着に手を掛けた。



「ん゛―!!」



声にならない声で叫ぶ彼女は
涙を流して怖がっている。



「やめてッ!!」



思わず叫ぶと
2人の男は勝ち誇った顔で
アタシ達を見下していた―――