…好きか?


「お前、何して…」



彼女の行動に愕然とした。

外した水着をベッドに置き
手で胸を隠しながら
顔を赤らめている。


“何かを期待”
何も言わずにすぐわかった…。


一瞬、驚いたものの
すぐに表情は戻り
静かに近付き手を伸ばす。


“何かに応える”ため
彼女は目を閉じた―――




――が。



「今は、やめろ。
 体を休ませるのが先だ」



自分の上着を副会長に掛け
『着替えるまで外にいる』と呟き
顔を見る事もないまま
部屋をあとにした。


残された副会長は
唇をギュッと噛みしめる事しか
出来ずにいた――――