「副会長は… 大丈夫そうですか?」 最初に異変に気付いた平岡さん。 別室のドアを気にしながら 会長さんに訊ねた。 「うん、少し休めば平気だよ。 もともと貧血持ちだし 熱中症もあるだろうから こんな暑い中じゃ倒れるに決まってる」 「そう…なんだ」 貧血か… そう言われてみたら キレイな顔しているのに いつもどこか顔色悪そうだっけ。 だからゼンも 彼女が心配なんだろうな。 傍にいて 守ってあげたいって気持ちになるのか。 って…ココにいると また余計な事考えるな。