統真くんは絶対連絡するって言った。 待っててって言った。 大事な話があるからって。 そう言った。 統真くんは嘘つかない。 絶対に嘘つかない。 だから……。 「待ってる」 統真くんが連絡くれるのずっとずっと待ってる。 「乃々華。ちょっとこっち来いよ」 「……純也?」 急に真剣な声色になった純也に顔を上げると、純也の顔を見る前に手を引かれて、そのまま体育館の出入り口付近へと連れて行かれた。