そんなはずはない。 だって、お母さんはここで統真くんにバスケ教えてもらってることも私が統真くんのことが好きなのも知ってるから。 帰りも統真くんに送ってもらってること知ってるし、今さら心配なんて…… って。 「純也?」 私と話しているにも関わらずなぜか統真くんの方へと向けられている純也の視線。 なんで……? 不思議に思って統真くんに目を向けてみると、 「統真くん?」 統真くんもまた純也のことを真剣な瞳で見ていた。