急に恥ずかしくなってきて、あちこちに視線をさ迷わせながらうつむいた。
するとその直後、頭上でなにかがせまって来る気配が。
ちらり、顔を上げてみると、
「と、統真くん!?」
なんと、近付いてきていたのは統真くんの顔で。
「ちょ、」
真剣な表情で接近してくる統真くんに体が石のように固まってしまった私。
も、もしかして!?
五センチ。
十センチ。
徐々に近付いてくる綺麗な顔に心臓がありえないほど高鳴っていく。
「ひゃっ!」
コツン、と統真くんの額が私の額に触れた瞬間、心臓が停止したかと思った。
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