「もも」 そっと相馬くんの頬に手を伸ばせば、その手は相馬くんの手に包み込まれて。 「相馬……」 「新」 「……へ?」 「二人っきりのときは名前で呼ぶって言ったよな?」 「ちょ……」 今までの甘い空気はどこへやら。 声色が一段低くなった相馬くんが、つかんでいた私の手を自分のTシャツでゴシゴシと拭き始めた。