「そ、相馬く……」
「相馬、お前なんでももちんのこと呼び捨てにしてんだよ!」
「……っ」
そうだ。私、今体育館にいたんだった。
相馬くんの登場ですっかり今までのことを忘れてしまっていた私。
三木くんの後方を見れば、三木くんだけじゃなく、バスケ部員全員が驚愕の表情で私たちを見ていた。
女子部員に至っては「いやー!」と発狂している。
ど、どうしよう……!
こんなところ見られたらごまかしようが……
「相馬、聞いてんのかよ!」
「うるさいな。自分の彼女を呼び捨てにしてなにが悪いんだよ」
えっ!?
「なっ!?」
相馬くんの驚愕発言に三木くんだけじゃなく私も驚きの声を上げる。


