「そ、うま……?」 三木くんの驚愕の声に顔を上げれば、 「……う、そ……」 すぐ目の前にいたのはまぎれもなく相馬くん本人で。 「なんで……」 そうこぼれ落ちた言葉と共に、涙が一粒、ポトッとコンクリートの上に落ちた。 「もも、大丈夫か?」 「相馬く……」 そっとかかんで私を抱き寄せる相馬くんに涙が何粒も何粒もこぼれ落ちる。