「華恋ちゃんの気持ちがなかったら、赴任先が華恋ちゃんの学校で喜んでた。
近い所で見守っていられる。繋がりが出来る。これからも一緒にいられる。
だけど、華恋ちゃんの気持ちを知っていたから素直に喜べなかった。
華恋ちゃんの夢のために“教師”と“生徒”より深い関係になってはいけない。そう思ったから」
「誉くん……」
「……だけど、無理だった」
無理……だった?
「自分でそう決めたのに、自分から華恋ちゃんを突き放したのに、それなのに華恋ちゃんのことが気になって気になって仕方なかった」
「……っ、それって……」
私と、同じ……?


